午後のドル円はややしっかり、147.97付近まで強含み=東京為替概況
午後のドル円はややしっかり、147.97付近まで強含み=東京為替概況
午後のドル円はややしっかり。ドル円は、東京午前にいったん147円台半ばまで弱含む場面があったが、午後は一転して147.97付近まで強含んだ。米10年債利回りが午後に4.20%台まで上昇したことがドル買いにつながった。また、日経平均が上げに転じたことや、早川元日銀理事が3月の日銀金融政策決定会合で指針を修正し、4月にマイナス金利を解除するのが自然と発言したことが円売りを誘った。しかし、節目の148円台乗せには慎重姿勢がみられ、上げ一服後はこの日の高値圏で小動きとなった。
日本時間今夜9時30分に2月の米小売売上高や米生産者物価指数(PPI)などの発表を控え、様子見ムードが広がっている。
ユーロドルは、午後に一時1.0939付近まで弱含んだ。ユーロ円は午後にこの日の高値となる161.90付近まで強含んだ。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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