ポンドドル、戻り売り優勢に 明日は英雇用統計=NY為替
きょうはNY時間に入ってややドルの買い戻しが出ていることから、ポンドドルは戻り売りが優勢となっており、1.28ドルを一時割り込む場面も見られた。ただ、1.28ドルを割り込むと押し目買いも入るようだ。
ポンドに関しては明日の英雇用統計が注目される。特に週平均賃金上昇率は、英中銀にとってサービス・インフレに次いで重要な指標となっている。予想(除賞与)では前年比6.2%と前回同様の水準が見込まれている。賃金上昇は鈍化はしているものの、なお高水準にあり、英中銀のインフレ懸念を後退させることはないようだ。失業率も3.8%と前回同様の水準が見込まれている。
*ILO失業率(11-1月平均)12日16:00
予想 3.8% 前回 3.8%
*週平均賃金
予想 5.7% 前回 5.8%(前年比)
予想 6.2% 前回 6.2%(除賞与・前年比)
GBP/USD 1.2811 GBP/JPY 188.11 EUR/GBP 0.8530
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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