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ドル買い優勢、米雇用統計後の米債利回り上昇が継続 ドル円148円台前半=ロンドン為替概況

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ドル買い優勢、米雇用統計後の米債利回り上昇が継続 ドル円148円台前半=ロンドン為替概況

 ロンドン市場は、ドル買いが優勢。先週末の米雇用統計が予想をはるかに上回る強い結果内容となったことをうけて、米債利回り急伸とともにドル相場が急速に買われた。週明けには、パウエル米FRB議長が改めて3月利下げ観測を否定するコメントが報じられており、ドル買いの動きが継続している。ドル円は東京午前に148.82近辺まで一段高となったあとは、売買が交錯。ロンドン朝方には148.27近辺まで反落したが、その後は148円台前半から半ばでの取引に落ち着いている。米10年債利回りは4.05%付近で週の取引を開始、その後は振幅をみせつつもロンドン序盤には4.10%に迫る水準まで一段と上昇している。ユーロドルはロンドン時間に入ると売りに押され、1.07台後半から1.0750割れ水準へと下押し、12月11日以来の安値水準となっている。ポンドドルも同様に軟調な値動き。1.26台を割り込むと、一時1.2580付近まで下落、12月13日以来の安値水準となった。一連の英欧サービス業PMI確報値は上方改定されたが、ドル売り圧力には抗えず。OECD経済見通しでは、米国の成長見通し引き上げ、ユーロ圏は引き下げと対照的な見方が示されていた。

 ドル円は148円台前半での取引。東京午前に148.82近辺まで高値を伸ばす場面があった。米テレビ番組でパウエルFRB議長があらためて3月利下げ観測を否定したことに反応していた。その後は調整売りに押され、ロンドン朝方には148.27近辺まで一時下落。しかし、米債利回りの上昇もあって下げ一服となっている。

 ユーロドルは1.07台半ばでの取引。東京朝方の1.0788近辺を高値に、ロンドン時間に入ると売りに押されている。一時1.0747近辺と昨年12月11日以来の安値水準をつけた。ユーロ円も軟調。東京午前に160.27近辺まで買われた後は上値重く推移。足元では159.50付近へと安値を広げてきている。対ポンドでは方向性に欠ける取引。ドル相場主導の展開となっている。

 ポンドドルは1.25台後半での取引。東京朝方の1.2640近辺を高値に、その後は上値を抑えられている。ロンドン時間に入ると米債利回り上昇とともにドル買いに押され、安値を1.2580付近へと広げている。昨年12月13日以来の安値水準となっている。ポンド円は東京朝方に187.70付近まで買われたあとは、売りが優勢。ロンドン時間に入ると187円台半ばから186.80付近へと下押しされている。ユーロポンドは0.8530付近から0.8555近辺で売買が交錯しており、方向性は希薄。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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