ドル売り強まる ドル円は146円台前半まで下げ加速 月末要因も=NY為替
きょうのNY為替市場はドル売りが強まっており、ドル円は146円台前半まで下げを加速している。この日発表の1月のADP雇用統計や雇用コスト指数が米労働市場の冷え込みを示唆したことをきかっけにドルは売りが強まっている。FRBの金融政策に敏感な2年債利回りが急低下していることがドル売りを強めているようだ。
ただ、本日は月末ということもあり、それに絡んだ動きが中心とも思われ、午後のFOMCの結果発表を前に、まとまったドル売りが入っているものと思われる。
午後のFOMCについては、今回は据え置きが確実視されているが、FRBのスタンスを探るうえで、パウエル議長の会見が注目されそうだ。前回のFOMCでは、委員の金利見通し(ドット・プロット)が今年3回の利下げを見込み、ハト派サプライズとなった。市場では、3月利下げ開始は後退しているとはいえ、早期利下げ期待はなお根強い。短期金融市場では5月FOMCまでの利下げ開始期待を85%程度で織り込んでいる。
今月発表の米雇用統計や消費者物価指数(CPI)が予想を上回る内容となり、先週のGDP速報値も強い内容となった。PCEデフレータはインフレ鈍化を期待させる内容ではあったが、パウエル議長の会見は、市場の早期利下げ期待にブレーキをかけるタカ派な内容になるのとも見られている。日本時間1日午前4時に結果発表、4時半にパウエル議長の会見が始まる予定。
USD/JPY 146.39 EUR/JPY 158.81
GBP/JPY 186.17 AUD/JPY 96.67
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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