ドル円一時147円74銭まで、その後ドル高=東京為替概況
ドル円一時147円74銭まで、その後ドル高=東京為替概況
ドル円は午前中にドル安が進み147円74銭を付けた。先週末に11月28日以来の高値となる148円80銭前後を付けた後、高値警戒感もあり少し下げて週の取引を終えると、週明けは148円10銭台でのスタート。週明けは利益確定売りなどもあって147円台を付け、その後昼前に147円74銭まで下げた。ユーロドルが1.09ドル台を回復するなど、ドルは全般に売りが出ていた。
下げ一服後は買い戻し。朝の4.14%台から4.105%前後まで下げた米10年債利回りが下げ止まったことでドルの買い戻しとなった。148円手前が少し重くなったが、ロンドン勢の本格参加を前に148円台を回復し、148円10銭台を付けている。
ユーロドルは朝の1.0890前後から1.09台を回復。昼前に1.0909をつけた。もっとも値幅は限定的で午後に1.0900割れを付ける場面が見られるなど、ユーロ買いにも慎重。
ユーロ円は朝方161円50銭台を付けたが、その後のドル円の下げに161円10銭前後まで低下。ドル主導の展開ということもあり、161円台を維持すると、その後は買いが入り161円40銭台を付けるなど、堅調地合いを維持。日経平均が一時600円を超える上昇、終値でも583円高となる中で、リスク選好の円売りが支えとなった。
ポンド円は188円30銭台から午前中に187円70銭台まで下げるも、午後に188円30銭台を回復するなど、クロス円は全般に堅調地合いを維持。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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