ドル高の流れ継続、昼過ぎに一時144円95銭を付ける=東京為替概況
ドル高の流れ継続、昼過ぎに一時144円95銭を付ける=東京為替概況
ドル高の流れが継続。昼過ぎに一時144円95銭を付ける動きを見せた。
年明けに入って続くドル高円安の流れが継続。米債利回りの上昇などが支えになっている。目立った新規材料はなく、能登地震を受けた1月の日銀会合でのマイナス金利解除期待の後退、米FOMC議事要旨を受けた米国の早期利下げ開始期待の後退などがドル円を支える展開が続いた。
高値を付けた後はいったん調整が入った。今晩の米雇用統計に対する注目が集まる中、上値追いにもやや慎重で、145円を付けきれなかったことで、いったん調整の動きが広がった。
ユーロドルもドル高に抑えられて1.0950前後から1.0930台を付けている。値幅自体は朝から23ポイントと抑えられているが、上値がやや重くなった。
ユーロ円はドル円の上昇もあって158円68銭を付けた後、ドル円の高値からの調整に158円台前半での推移となった。
その他目だったのはドル中国人民元の上昇で、12月13日以来のドル高元安圏となる1ドル=7.17元台を朝に付け、その後も7.16元台後半を中心とした推移となった。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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