ポンドドルは1.28ドル台試す 英政府が来年3月6日に春季予算案を発表へ=NY為替
きょうの為替市場はドル売りが強まる中で、ポンドドルは買いが優勢となっており、一時1.28ドル台を付ける場面も見られた。ただ、1.28ドル台での戻り売り圧力も強く、いまのところは上値を拒まれている。先日の英中銀金融政策委員会(MPC)で英中銀はタカ派姿勢を強調していたが、英消費者物価指数(CPI)やGDPなど足元の指標が弱い内容が相次いだことから、MPCで利上げを主張していた委員からのハト派な見解も出て、市場では来年の利下げ期待が強まっている。
先ほど、ハント英財務相が来年3月6日に春季予算案を発表すると伝わった。与党・保守党にとっては、総選挙前にばらまきを訴えることができる最後の機会となる可能性が高い。ハント財務相は11月に行った秋季財政報告で、給与天引きされる被雇用者負担の国民保険料率の2ポイント引き下げ案を提示したが、保守党議員からはその予算案に追加の減税を盛り込むよう強く求めている。
全国の世論調査で野党・労働党に支持率で約20ポイントの差を開けられている保守党の一部では、所得税および相続税の減税が有権者に党の魅力をアピールできる方策だと考えているようだ。なお、スナク首相は2025年1月末までに総選挙を実施する必要がある。
GBP/USD 1.2797 GBP/JPY 181.92 EUR/GBP 0.8684
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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