ドル円、ユーロ円の下落を見込む声も、原動力は日銀ではないとの指摘=NY為替
一部からは円安は底を打ったとし、ドル円の売り推奨も出ている。理由は日銀の来年の利上げ開始を挙げており、短期金融市場では来年前半の0.10%ポイントの利上げを皮切りに、今後12カ月で約0.25%ポイントの利上げを想定している。利上げ開始の可能性は、もちろん日銀にとっては大きな出発点ではあるが、これによって円を買う経済学的な意義はないとの指摘も聞かれる。
円買いをもたらすのは、あくまでドルやユーロだという。ドルの1年物金利スワップは9月中旬から0.25%ポイント下落し、ユーロも10月18日以来0.19%ポイント低下している。
主要中銀で利上げが予想されているのは日銀だけだが、その引き締めの規模は小さく、むしろ、ドルについては0.68%ポイント、ユーロについては0.84%ポイントの利下げが織り込まれているほうが遥かに大きいという。円高というよりも、むしろ、対円でのドル安、ユーロ安のほうが原動力と見るべきだとしている。
USD/JPY 148.27 EUR/JPY 162.27
GBP/JPY 185.41 AUD/JPY 97.21
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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