アジア株 香港株は大幅反発、米利上げサイクル終了期待 上海株は上げ帳消し、不動産株が総じて下落
アジア株 香港株は大幅反発、米利上げサイクル終了期待 上海株は上げ帳消し、不動産株が総じて下落
東京時間11:04現在
香港ハンセン指数 17318.74(+216.96 +1.27%)
中国上海総合指数 3023.97(+0.89 +0.02%)
台湾加権指数 16316.40(+277.84 +1.73%)
韓国総合株価指数 2349.49(+47.93 +2.08%)
豪ASX200指数 6919.60(+81.30 +1.19%)
アジア株は総じて上昇、米FOMC通過で安心感が広がっている。
香港株は大幅反発、米FRBは金利を2会合連続で据え置いたうえ、利上げサイクルが終了した可能性を示唆した。もっとも、インフレ抑制のため追加利上げの可能性もまだ残っている。香港も基準金利を2会合連続で据え置いた。香港は米ドルとのペッグ制を採用していることから政策金利を米国に連動させている。
レノボやシャオミ、バイドゥ、アリババ、JDドットコム、美団、テンセントホールディングスなどハイテク関連が総じて上昇。九龍倉置業地産投資や恒基兆業地産、中国海外発展など不動産関連も軒並み上昇している。
上海株は上げをほぼ帳消し。10月の製造業PMIが好不況の分かれ目である50を割り込んだことや、不動産セクター向け融資残高が前年から1000億元減少したことなどが懸念されている。
天津津投城市開発や中国光大嘉宝、北京万通新発展集団、西蔵城市発展投資など不動産株が総じて下落。

執筆者 : MINKABU PRESS
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