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【これからの見通し】週末を控えて、今週のドル高や円安の流れに調整入るか

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【これからの見通し】週末を控えて、今週のドル高や円安の流れに調整入るか

 今週はドル高や円安の流れが強まっている。市場心理を明るくしたのが米英が貿易協定に合意したことだ。トランプ政権が発足してから初の合意となり、トランプ氏の自画自賛のトーンも上がっている。市場ではその他諸国との交渉の行方にも期待感が広がったようだ。ただ、中国やEUといった対抗姿勢を明確にする大国・地域の存在は今後の不安材料。また、日本や韓国など親米国においても、交渉は複雑かつ時間がかかりそうだとみられている。

 米FOMCが政策金利を据え置き、英中銀が利下げを実施したことも金利差の面からドルを支える面があった。ただ、英MPCメンバーの票割れは意外にも分かれた。特に2名が据え置きとしたことがポンド買いにつながる場面があった。ただ、前日のパウエルFRB議長会見でトランプ氏の利下げ要求には動じない強い姿勢が示されたこともあって、ドル高基調は続いた。

 ただ、きょうは目立った米経済指標発表はなく、主要な米企業決算の予定もみられていない。典型的な週末調整の環境となっているようだ。今週進んできたドル高や円安の流れに調整圧力が働きそうだ。

 この後の海外市場で発表される経済指標は、トルコ鉱工業生産指数(3月)、カナダ雇用統計(4月)など少なめ。カナダ雇用者数は5千人増と前回の3.26万人減からわずかに増加に転じる見込み。失業率は6.8%と前回の6.7%から上昇する見込み。労働参加率は65.3%と前回から0.1%ポイント上昇する予想となっている。

 発言イベント関連は英米金融当局者の発言予定が目白押しとなっている。英中銀では、ベイリー総裁、ピル・チーフエコノミストなどが講演イベントに参加する。米金融当局者はFOMCを終えて堰を切ったように多くの当局者発言予定が組まれている。バーFRB理事、クーグラーFRB理事、ウィリアムズNY連銀総裁、バーキン・リッチモンド連銀総裁、グールズビー・シカゴ連銀総裁、ウォラーFRB理事などの講演やイベント出席が相次ぐ。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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