来年のECBの利下げは予測より大きくなる可能性=NY為替
きょうのNY為替市場はドル売りが優勢となっており、ユーロドルは1.0630ドル近辺まで買い戻されている。本日の21日線が1.0555ドル付近に来ており、その水準を上放れる展開が見られている。特にユーロ自体に買い材料はないが、このところのドル高の動きに一服感が出始めており、ドルロングを落とす動きが出ているようだ。
今週はECB理事会が予定されているが、市場では据え置きが確実視されている。一方、足元のインフレは緩みつつあるとはいえ、なお高水準での推移が続いており、ECBは追加利上げの可能性は残すものと見られている。ただ、市場ではドイツの第3四半期のマイナス成長が確実視されるなど、景気の先行き不透明感が強まる中で、ECBの利上げサイクルはすでに終了しているとの見方は根強くある。むしろ、来年の利下げに焦点を当てている市場関係者も少なくない。
一部からは、ECBによる利下げは早ければ3月にも始まる可能性があるが、その規模は現在の市場の想定よりも大きくなる可能性があるとの見方が出ている。来年のECBの利下げ幅を計1.00%ポイントと予想しており、市場が織り込んでいる0.60%ポイントを上回るという。仮に3月に利下げが実現しなかったとしても、その場合でも現在の市場価格に比べてより多くの利下げが織り込まれる可能性があり、短期間に連続して実施される可能性があるという。
EUR/USD 1.0635 EUR/JPY 159.35 EUR/GBP 0.8705
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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