ドル高円安やや優勢、株高など好感=東京為替概況
ドル高円安やや優勢、株高など好感=東京為替概況
ドル円は前日の海外市場で149円台を一時回復も続かなかったこともあり、朝方はドル売り円買いが優勢となった、NY市場での安値を割り込み148円43銭を付けた。その後アジアの株高を好感した円売りなどに、少し戻してもみ合いとなった後、午後に入っての米債利回りの回復などを好感してドル高が進んだ。
148円95銭と今日の高値を更新する動き。ユーロ円が157円94銭を付けるなど、株高を受けての円売りが目立った。
前日の米株式市場でダウが3連騰となっており、全体を支えた。アジア市場でも朝から全般に堅調。香港ハンセン指数は一時2%を超える上昇となった。
米債利回りは朝の4.65%前後から、昼にかけて4.62%前後まで下げた。その後4.65%近くまで戻しており、ドル買いの材料となった。
ユーロドルは狭いレンジの中で若干のドル高。1.0614から1.0599を付けている。
MINKABU PRESS 山岡和雅
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執筆者 : MINKABU PRESS
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