【海外市場の注目ポイント】8月の米ADP雇用統計など
日本時間午後9時15分に8月の米ADP雇用統計が発表される。9月1日に発表される8月の米雇用統計の前哨戦として注目され、民間雇用者数の大方の予想は19万5000人増となっており、民間雇用者数の伸びが前月の32万4000人増から鈍化するとみられている。前日に7月の米雇用動態調査(JOLTS)が発表されており、求人件数は予想を下回っていた。8月の米ADP雇用統計でも民間雇用者数の伸びが予想を下回る結果になれば、8月の米雇用統計に対する警戒感からドルが売られる可能性がある。
また、日本時間午後9時には8月の独消費者物価指数速報値や同午後9時半には4-6月期の米国内総生産(GDP)改定値も発表される。8月の独消費者物価指数速報値は、大方の予想が前年比6.0%上昇となっており、前年比の伸びは前月の6.2%上昇から鈍化すると見込まれ、4-6月期の米GDP改定値は、大方の予想が前期比年率換算2.4%増となっており、速報値の同2.4%増から修正されないとみられている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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