英国の高いサービスインフレは依然として懸念材料=NY為替
きょうのポンドドルは戻り売りが強まっており、1.28ドル台まで一気に下落している。3月以来の大幅安になる勢いも見られている状況。この日発表の英消費者物価指数(CPI)がポンド売りのきっかけとなった。総合、コア指数ともに予想以上に低下し、インフレの鈍化傾向を期待させる数字となった。
今回の英CPIの発表を受けて短期金融市場でも0.50%ポイントの大幅利上げへの期待が後退。0.25%ポイントの利上げは確実視しているものの、大幅利上げについては42%程度の織り込み度合いに縮小している。
ただ、一部からは本日の英CPIを受けても、英中銀は8月の金融政策委員会(MPC)で大幅利上げを選択するとの見方も出ている。全体的にインフレは低下が見られたものの、サービスインフレの低下がなお緩やかで、水準も依然として高いと指摘している。サービスインフレは前年比7.2%だったが、英中銀が最も注目しており、大幅利上げに十分な証拠だという。
最新の英雇用統計で民間賃金の伸びが引き続き加速していることと合わせて、これはインフレの持続性を示唆しており、さらなる利上げが正当化される可能性が高いとしている。
GBP/USD 1.2903 GBP/JPY 180.19 EUR/GBP 0.8680
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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