下半期からの英成長は高金利の影響で低調になる見通し=NY為替
きょうのNY為替市場は米消費者物価指数(CPI)を受けてドル売りが加速し、ポンドドルは心理的節目の1.30ドルを回復する場面が見られた。いまのところ1.30ドル台に上昇すると戻り圧力も強まるようだが、上値追いの動きは加速している。
金利差から見れば、英中銀が最も利上げに積極的と考えられている。前日の英雇用統計を受けて市場は、8月初めの英中銀金融政策委員会(MPC)での0.50%ポイントの大幅利上げを確実視しているほか、短期金融市場では政策金利が6.50%まで上昇する可能性が織り込まれている状況。
ただ、同時に副作用も警戒されており、下半期から来年の上半期にかけての英成長は高金利の影響で、低調になるとの見方も少なくないようだ。英中銀が利上げサイクルを休止しても、遅行性のある利上げの悪影響を吸収するまで、英経済は低成長を示すという。今年の英GDPは通年で0.4%の伸びに留まるとの推測も出ている。
GBP/USD 1.2997 GBP/JPY 179.86 EUR/GBP 0.8566
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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