ユーロドルが一気に1.11ドル台に上昇 景気の先行き不安も台頭=NY為替
きょうのNY為替市場は、この日発表の米消費者物価指数(CPI)を受けてドル売りが加速しており、ユーロドルは一気に1.11ドル台に上昇している。ユーロドルは1.10ドル台が重かったが、米CPIの結果を受けて一気に買いを加速させており、1.10ドル台を一気に駆け上がっている。きょうの上げで年初来高値を更新し、昨年3月以来の水準に上昇している。
FRB同様にECBも今月の理事会での利上げが確実視されているが、一方で欧州では景気の先行き不安も台頭しており、9月以降の利上げについては懐疑的な見方も出てきている。
きょうはポルトガル財務相の発言が伝わっていたが、ECBによる追加利上げは、景気後退からの脱出を目指すユーロ圏経済に更なる危険をもたらすと警告していた。インフレはすでに低下傾向にあると述べる一方、これまでの利上げの効果はまだ家計や企業に十分に吸収されていないとも述べている。
同財務相は今週、利上げが成長にとってより困難な状況を生み出すリスクが高まっており、ECBは慎重に見極める必要があると述べていた。
EUR/USD 1.1128 EUR/JPY 154.01 EUR/GBP 0.8563
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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