ドル円は堅調も上値は限定的、NY市場の休場を控えて=東京為替前場概況
東京午前のドル円は堅調。144.69円付近まで水準を切り上げた。先週末に発表された米PCEコアデフレーターの伸びは高止まりしており、年内の米追加利上げの必要性が裏打ちされた。ただ、今週4日のニューヨーク市場が米独立記念日のため休場となることから、週明けのニューヨーク勢の動意が鈍い公算であることが国内市場の値動きを抑制している。先週、ドル円が145円の節目に到達したことで上げ一服感もある。
ユーロ円は157.81円付近、ポンド円は183.67円付近まで強含み。フランスで発生した暴動はスイスやベルギーに飛び火し、欧州経済の圧迫要因となっているものの、東京時間帯は特に材料視されていない。豪ドル円は96.31円付近まで上振れした後、96.00円付近まで軟化した。豪ドル売りが強まっている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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