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【これからの見通し】神田財務官や日銀主な意見に反応薄、海外市場ではどうか

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【これからの見通し】神田財務官や日銀主な意見に反応薄、海外市場ではどうか

 週明けは、やや円高の動き。神田財務官が円安けん制発言を行ったことや、日銀決定会合の主な意見でインフレが想定よりも根強いことなどが示されたことが背景。ただ、ドル円は143円台での振幅にとどまっており、先週末からの円安水準からの調整は比較的小幅にとどまっている。この後の海外市場では、これまでの円安にどの程度の調整が入るのか。あたらめての反応がみられるのかどうか。念のため注意してみたい。

 この後の経済指標の発表は、ドイツIfo景況感指数(6月)が予定されている程度で少ない。市場予想は90.6と前回の91.7からの低下が見込まれている。先週末に発表されたフランスやドイツのPMI速報値が予想以上に落ち込んだことから、市場では欧州の景気動向への不透明感がリスク回避相場につながっていた。ECBには根強い追加利上げ観測があるものの、金利差以上に景気動向に反応していた。きょうのIfo景況感指数に対する反応に注目したい。

 発言イベント関連は「不安定なインフレ環境におけるマクロ経済の安定化」をテーマとしたECBフォーラムがきょうから28日まで開催される。きょうはラガルドECB総裁が開会のあいさつを行う。まさしく、インフレ退治のための金融引き締めと、欧州の景気動向との相反する状況について説明されるものとみられる。 
 その他には、ビルロワドガロー仏中銀総裁、ディングラ英中銀委員、ジョルダン・スイス中銀総裁、メクラー・スイス中銀理事などの講演やイベント参加が予定されている。ただ、米2年債入札(420億ドル)が実施される予定。 

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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