アジア株 休場明け香港株は大幅安、1万9000大台割り込む 中国売り継続 米引き締め長期化懸念も
アジア株 休場明け香港株は大幅安、1万9000大台割り込む 中国売り継続 米引き締め長期化懸念も
東京時間11:06現在
香港ハンセン指数 18901.88(-316.47 -1.65%)
中国上海総合指数 3197.90(休場)
台湾加権指数 17202.40(休場)
韓国総合株価指数 2574.39(-19.31 -0.74%)
豪ASX200指数 7134.00(-61.49 -0.85%)
アジア株は総じて下落。
休場明け香港株は大幅安、3週間ぶりに1万9000ポイントの大台を割り込んでいる。全業種が下落。消費者サービス関連や医療品、不動産、金融株の下げがきつい。
米金融引き締め長期化が懸念されている。パウエルFRB議長は年内あと2回の利上げを示唆している。
中国経済停滞も引き続き懸念されている。中国当局が未だに支援策を発表していないうえ、米中関係は悪化するいっぽう。来週は5月の中国工業企業利益と6月の製造業PMIおよび非製造業PMIが発表される。弱い内容となれば、もはや景気支援策期待の買いは入らず素直に売られる可能性。
豪州株は3営業日続落、今月13日以来の安値をつけている。原油価格の下げが嫌気されており、サントスやビーチエナジー、ウッドサイド・エナジー・グループなどエネルギー関連が大幅安となっている。
豪中銀の金融引き締め長期化も懸念されている、一部金融機関は年内あと3回の利上げを予想している。

執筆者 : MINKABU PRESS
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