ドル円しっかり、リスク選好の動き=東京為替概況
ドル円しっかり、リスク選好の動き=東京為替概況
ドル円は昨日の海外市場で141円台前半へ落としたが、東京市場では比較的しっかりとなり141円86銭を付けた。日経平均の反発などを受けてリスク選好の動きが広がった。
ただ、中国売りの動きが継続しており、香港ハンセン指数が300ポイントを超える下げ。ドルオフショア人民元(CNH)が節目の7.20台を付けるなど、元安の動きが広がった。オンショアも7.1970台まで上昇している。こうした動きがリスク選好の動きを少し抑えている。
昨日の海外市場で155円台から154円00銭台まで調整が入ったユーロ円は、154円30銭台で東京朝を迎え、154円80銭台まで一時買い戻しが入った。海外市場で180円を一時割り込んだポンド円は180円30銭台で東京朝を迎え、181円台を一時付けている。
円主導の展開でユーロドルなどは落ち着いた動き。1.0910台を中心とした動きとなっている。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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