【これからの見通し】調整ムード広がる週前半のマーケット
【これからの見通し】調整ムード広がる週前半のマーケット
今週は調整ムードが広がる形で取引が開始された。先週は米FOMCやECB理事会の発表を経てドル売りが強まった。そのなかで、円相場は日銀の大規模緩和継続を受けて独歩安となっていた。週明けからは円相場の売り圧力は継続しているが、ドル相場には調整圧力がみられ、ドル高の動きが優勢になっている。きょうは豪中銀議事要旨をきっかけに豪ドル/ドルが下落しており、連れてNZドル/ドルも下落。ドル高の動きに新たな支援材料が加わっている。
市場は週央のパウエルFRB議長の議会証言や、木曜日の英中銀、スイス中銀、トルコ中銀などの金融政策発表に関心を寄せている。きょうのところは、まだドル相場には調整圧力が残りやすい相場展開になりそうだ。また、円相場にとっても鈴木財務相や西村経済相などから円安けん制の口先介入が出始めており、ドル円相場は一進一退となってきている。当局者の発言に神経質に反応する地合いとなってゆきそうだ。
この後の海外市場で発表される経済指標は、ユーロ圏経常収支(4月)、香港消費者物価指数(5月)、米住宅着工件数(5月)、ハンガリー中銀政策金利など。
発言イベント関連では、ECBとFRB関係者の予定が多い。ECBでは、レーン・フィンランド中銀総裁、ミュラー・エストニア中銀総裁、ブイチッチ・クロアチア中銀総裁、シムカス・リトアニア中銀総裁、デギンドスECB副総裁など。FRBでは、ブラード・セントルイス連銀総裁、バーFRB副議長、ウィリアムズNY連銀総裁などの講演が予定されている。
minkabu PRESS編集部 松木秀明
執筆者 : MINKABU PRESS
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