円売り優勢、円安けん制発言に調整の場面も=東京為替概況
円売り優勢、円安けん制発言に調整の場面も=東京為替概況
先週からの円売りが続き、朝方、直近上値を抑えていた142円ちょうど前後の売りをこなして、朝に142円20銭を付けた。鈴木財務相が円安けん制発言を行うも、142円の大台を維持すると、再びドル高円安となり、142円25銭を付けている。西村経産相が円安けん制発言を朝の鈴木財務相に続いて行い、昼前に141円50銭台を付けた。
午後はやや買い戻しの動き。ロンドンの本格参加で142円台を回復している。
ユーロドルは1.09台前半での推移。ドル高基調の中、午前中に1.0911ドルを付ける動きも、動きはそこまで。
ユーロ円はドル円の142円25銭台への上昇を受けて155円30銭台を付けたが、その後円買いが入ると154円60銭割れを付けている。午後はドル円同様に円売りが入り、155円20銭台までと午前の円高分のかなりを解消した。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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