ロウ豪中銀総裁 インフレ見通し上振れリスクを指摘 電気料金上昇に家賃高騰、単位労働コスト「急速に増加」
ロウ豪中銀総裁 インフレ見通し上振れリスクを指摘 電気料金上昇に家賃高騰、単位労働コスト「急速に増加」
豪中銀のロウ総裁は、最近のデータはインフレ見通しに対する上振れリスクを示唆しているとして、さらなる引き締めが必要になる可能性があると述べた。
豪中銀はきのう予想外の利上げを実施し、さならる利上げの必要性を主張した。その翌日の講演でもロウ総裁は再び追加利上げの必要性を主張した。
ロウ総裁は、豪中銀はインフレが長期間にわたって高すぎる状態で推移するリスクに特に注意を払っている。インフレ率が中銀目標水準を上回って推移する時間が長ければ、インフレ期待を調整するリスクは大きくなり、目標水準に戻すのはより困難になる。最近のデータはインフレが2025年半ばまでに中銀目標に戻るという豪中銀の見通しに対する大きな上振れリスクを示唆しており、豪中銀はサービスインフレの強まりと電気料金のさらなる上昇、家賃の高騰によりインフレが高止まりすることを懸念している。単位労働コストも急速に増加している。こうした展開はインフレとの闘いで勝利を宣言するのは時期尚早であることを意味している。インフレとの闘いにおいて豪中銀が注意を払うであろう要素は、中国の回復力の強さを含む世界経済、家賃と電力価格の上昇、国内の家計支出だと語った。

執筆者 : MINKABU PRESS
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