ECB理事の見解の相違がユーロ圧迫も、年末に向けてロング形成は妥当=NY為替
きょうも為替市場はドル買いが優勢となる中、ユーロドルは1.08ドル台前半まで下落している。本日の100日線が1.0805ドル付近に来ているが、目先はその水準が下値サポートとして意識される。
きょうもECB理事の発言が伝わっていたが、理事の間で、金利の方向性に関する意見の一致が崩れつつあることが示されていることもユーロを圧迫しているとの指摘が出ている。
ホルツマン・オーストリア中銀総裁は4.00%を超える金利をちらつかせ、ストゥルナラス・ギリシャ中銀総裁は利上げ終了が近いと見ている。デコス・スペイン中銀総裁も歴史的な一連の利上げが終わりつつあると述べていた。このことは最近のユーロドル下落に一致しているという。
しかし、ECBは来年も利下げに抵抗感を示す可能性が高く、その半面、FRBは利下げを行う中で、年末に向けてユーロドルのロングを形成することは依然として妥当な判断だと指摘した。
EUR/USD 1.0829 EUR/JPY 148.90 EUR/GBP 0.8678
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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