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落ち着いた相場展開、米雇用統計待ち ドル円134円台前半=ロンドン為替概況

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落ち着いた相場展開、米雇用統計待ち ドル円134円台前半=ロンドン為替概況

 ロンドン市場は、落ち着いた相場展開。米雇用統計待ちのムードが広がるなかで、欧州株や米株先物・時間外取引が堅調に推移し、米債利回りも小幅に上昇、原油先物も反発している。リスク警戒の動きは一服している。ドル円はアジア市場で134.31近辺から133.89近辺まで下げていたが、ロンドン時間には134.20台まで反発している。ユーロ円は148円付近での取引が続く中で147.69から148.13でのレンジ取引。ポンド円は買いが先行し、169.40付近まで買われたあとは168円台後半から169円台前半での振幅にとどまっている。米債利回りの上昇とともにユーロドルは1.1050付近が重くなり、1.10台前半で揉み合っている。ポンドドルは1.2634近辺に高値を伸ばしたあとは1.26台前半に高止まり。ポンドは前日からの対ユーロでの堅調な流れが継続している。この日発表されたドイツ製造業新規受注、フランス鉱工業生産、ユーロ圏小売売上高など一連の欧州経済統計はいずれも弱含んだが、指標に対するユーロ売り反応はほとんど見られなかった。ECB専門家調査では2025年インフレ見通しが2.2%に引き上げられ、インフレ目標達成が後ずれした。

 ドル円は134円台前半での取引。前日の下落の動きは一服しており、きょうは134円を挟んだ振幅にとどまっている。アジア市場で134.31から133.89近辺まで軟化したあと、ロンドン時間には再び134.20台へと買い戻されている。

 ユーロドルは1.10台前半での取引。前日の海外市場で売られたあと、アジア市場では1.1009近辺を安値に1.1040付近まで買い戻された。ロンドン朝方には1.1048近辺に高値を伸ばした。しかし、買いは続かず1.1020付近へと小緩んで米雇用統計待ちとなっている。ユーロ円は147.69から148.13レンジで方向感なく揉み合っている。対ポンドでは前日から引き続き上値重く推移している。

 ポンドドルは1.26台前半での取引。アジア市場で1.2570近辺を安値に1.26台乗せへと買われた。ロンドン朝方には1.2634近辺まで高値を伸ばした。その後は上値を抑えらえて1.26付近まで反落も、1.26台に戻して米雇用統計待ちとなっている。ポンド円はロンドン早朝に169円台乗せから169.40付近まで買われた。その後は再び169円台割れとなる場面があったが、169円台前半へと戻してきている。ユーロポンドは軟調。0.8760-70レベルからじり安となり、足元では0.8730台へと軟化してきている。対ユーロでのポンド買い圧力が根強く、ポンド相場を下支えしている。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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