【これからの見通し】2月の米利上げ幅25bp織り込む中、各国利上げ動向との比較が焦点に

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【これからの見通し】2月の米利上げ幅25bp織り込む中、各国利上げ動向との比較が焦点に

 市場は2月米FOMCでの利上げ幅を25bpでほぼ完全に織り込んでいる。市場に気迷いがみられないことがリスク動向の安定に寄与しているようだ。為替市場では円安やドル安といったリスク選好の流れが続いている。

 ただ、そのなかでは通貨ごとの強弱感が注目される。一つのヒントは、米国との利上げ幅や今後の利上げ継続姿勢との比較であろう。例えばECBは今後複数回の50bp利上げの必要性が示されており、ユーロ買い・ドル売り圧力となりやすい状況だ。一方で、英中銀に関しては最近の景気指標の落ち込みもあって利上げ幅は25bpに落ち着く見込み。ユーロ買い・ポンド売りを誘う状況となっている。
 
 オセアニア通貨では、きょうの豪インフレ指標の上振れに示されるように、今後の利上げ継続姿勢が長引く可能性が指摘されるところだ。豪ドルは各主要通貨に対して堅調に推移している。日銀については、直近の政策決定会合でYCC変動幅が据え置かれたこともあって、円安圧力が優勢だ。ただ、次期総裁人事など今後の出口戦略への動き次第では再び円相場は不安定化することが警戒される。

 きょうはカナダ中銀が政策金利を発表する。市場では25bp利上げに落ち着くことが想定されている。対ドルでは基本的にニュートラルな状況となりそうだ。マックレム加中銀総裁、ロジャース加中銀上級副総裁の記者会見での強弱感にカナダドルは反応しそうだ。

 この後の海外市場で発表される経済指標は、英生産者物価指数(12月)、ドイツIfo景況感指数(1月)、米MBA住宅ローン申請指数(01/14 - 01/20)、カナダ中銀政策金利(1月)など。

 発言イベント関連では、上記のカナダ中銀総裁らの会見に加えて、米週間石油在庫統計、米5年債入札(430億ドル)などが予定されている。また、きょうはテスラ、AT&T、IBM、VISA、ボーイング、ラムリサーチ、ラスベガスサンズなどの米企業決算が発表される。
 
minkabu PRESS編集部 松木秀明

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執筆者 : MINKABU PRESS

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