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円売りが優勢、中国の経済再開期待で ドル円133円台前半=ロンドン為替概況

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円売りが優勢、中国の経済再開期待で ドル円133円台前半=ロンドン為替概況

 ロンドン市場は、円売りが優勢。中国株の上昇に引き続き、取引が再開した欧州大陸株が堅調に推移しており、リスク選好の動きが広がっている。背景には、中国が入国の際のコロナ検査を緩和したことや、来年初頭から中国本土の居住者の海外旅行ビサ再開などが経済再生への期待を広げていることがある。ドル円は132円台から133円台に乗せると、前日の高値を上回り133.37近辺に高値を更新。クロス円も総じて堅調で、ユーロ円は142円台乗せ、ポンド円は161円台手前へと上昇している。米10年債利回りが3.77%台へと上昇。ドル相場はドル買い圧力を受けつつも、リスク選好のドル売りが交錯している。ユーロドルはドル売りが勝って1.06台後半へ上昇も、ポンドドルは1.21台では上値が重くなり1.20台半ばへと押し戻されている。ユーロ買い・ポンド売りのフローも入っていた。

 ドル円は133円台前半での取引。ロンドン時間に入ると買いが優勢となっている。132.70付近から133円台に乗せると、前日高値を上回っている。足元では高値を133.37近辺まで伸ばしており、日銀決定会合があった12月20日以来、1週間ぶりの戻り高値水準となっている。中国株の上昇につれて、クリスマス連休明けの独仏株が買われており、リスク選好の動きになっている。米10年債利回りは3.73%付近から3.77%台へと上昇している。

 ユーロドルは1.06台後半での取引。1.0640近辺から1.0660近辺で売買が交錯している。そのなかで一時1.0669近辺まで高値を伸ばした。ユーロ円はドル円とともに堅調。141円台前半まで下げるも、その後は買いの流れが続いている。142円台乗せから高値を142.27近辺まで伸ばした。対ポンドでのユーロ買いも観測されており、ユーロ相場の下支えとなっている。

 ポンドドルは1.20台半ばでの取引。ロンドン朝方に1.2112近辺まで買われたが、その後は上値重く推移している。足元では1.2048近辺に安値を広げている。米10年利回りが上昇しており、ドル買い圧力に押された面も。ポンド円は160円台半ばから後半で一進一退。一時160.95近辺まで高値を伸ばすも、大台には乗せきれず。ユーロポンドは堅調。0.8800近辺でサポートされると高値を0.8849近辺まで伸ばした。ポンド相場全般に上値重く推移している。ロンドン市場は今日もクリスマス関連の祝日となっており、本格始動はあすからとなる。 

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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