ドル安傾向継続=東京為替概況
ドル安傾向継続=東京為替概況
昨日の海外市場で135円21銭までドル安円高が進んだ後を受けた東京市場。135円30銭台で朝を迎え、米10年債利回りの低下などを見てもう一段のドル売りからスタート。135円05銭を付けた。その後仲値にかけて奔放輸入勢などのドル買いが入り135円60銭を付けたものの、仲値後は再びドル売り円買いが広がり、135円01銭まで。
朝の下げはユーロドルなどでもドル安が進み、ドル主導となっていたが、仲値後の動きは日経平均の下げなどを受けた円買いと見られた。
135円ちょうど手前の買いが支えとなり、東京市場では135円台を維持も、戻りは鈍く、午後は135円05銭-25銭の安値圏でもみ合い。
海外市場でのドル売りに節目の1.05ちょうどを超えて1.0533を付けたユーロドルは、朝のドル売りに1.0539までと、海外市場の高値をわずかながら更新も、上値追いには慎重な姿勢が見られ、その後は1.05台前半推移。
ユーロ円は仲値後のドル円の下げが円買い主導となったこともあり海外市場で下値を支えた142円ちょうど手前を割り込む141円93銭まで。少し戻して午後は142円台前半推移が続いた。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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