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調整主導で円売り優勢に、ドル円一時140.70近辺まで買われる=ロンドン為替概況

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調整主導で円売り優勢に、ドル円一時140.70近辺まで買われる=ロンドン為替概況

 ロンドン市場では、円売りが優勢。先週末のドル安や円高の動きに対して、週明けは調整が入っている。ドル円は先週末に138円台前半まで下落したあと、週明けオセアニア市場では139.94近辺まで一時急反発。その後再び139円台割れと激しく振幅した。ロンドン朝方には139.50付近で値動きが落ち着いていたが、対欧州通貨や豪ドルなどでのドル売り先行とともに、クロス円に買いが入った。ドル円は140円台乗せから140.74近辺へと高値を伸ばしている。欧州株が堅調に取引されるなかで、ポンド円は163円台後半から165円台半ばまで、ユーロ円は143円台後半から144円台後半へと上昇。一方、先週の急速なドル安のあとで、ドル相場には買戻しの動きも散見されている。ユーロドルは1.03台半ばまで買われたあと1.03台割れへと反落、ポンドドルも1.18台前半に上昇後は、1.17台半ばへと押し戻されている。ドル円、クロス円が一貫して買われるなかで、ユーロドルやポンドドルは上に往って来いと方向性に欠けた。米中首脳会談が対面で実施され、双方とも協力的な姿勢を示した。パネッタECB理事は、引き締めは中期的な根拠に基づいて行うべきと、引き締め過ぎに警戒感を示していた。

 ドル円は140円台後半での取引。先週末に138円台半ばまで大幅下落した後、週明けオセアニア市場では140円手前まで買われて取引を開始した。その後再び139円台割れも下値は堅く、139.50付近でロンドン市場を迎えた。ロンドン勢はポンド買いやユーロ買いで参入、クロス円の買いとともにドル円も140円台乗せから140.74近辺まで上伸した。先週末の下落に調整が入る形になっている。

 ユーロドルは1.02台後半での取引。ロンドン序盤は買いが先行、1.0350付近まで上昇した。しかし、買いは続かず売りに押されると1.0282近辺まで反落している。先週末のドル安に対する調整圧力がまさっている。ユーロ円は堅調。序盤に144円台に乗せると、144.84近辺まで高値を伸ばしている。対ポンドではややユーロは軟調だった。欧州株が堅調に推移、米株先物はマイナス圏での揉み合い。米10年債利回りは3.86-3.90%で方向性に欠ける推移。比較的リスク動向は落ち着いている。

 ポンドドルは1.17台後半での取引。序盤は買いが先行して1.17台半ばから1.1872近辺まで買われた。しかし、買いは続かず再び1.1750付近まで反落。上に往って来いとなった。ポンド円は堅調。164円台乗せから165.67付近まで買われ、その後も165円台を維持している。ユーロポンドは0.8780付近を高値に0.8730台まで軟化している。全般にポンドは底堅く推移している。きょうは特段の材料に欠けているが、今週は16日に英消費者物価指数など一連の物価統計が発表される。17日にスナク政権が中期財政計画を発表する。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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