【海外市場の注目ポイント】ブレイナード米FRB副議長発言など
日本時間15日午前1時半にブレイナード米連邦準備理事会(FRB)副議長が討論会に参加する。前週に発表された10月の米消費者物価指数は、総合、コアとも、前年比の伸びが前月から予想以上に鈍化した。こうした結果を受け、ブレイナード米FRB副議長が米国のインフレピークアウトの見方を示すようなら、米FRBの利上げペース鈍化の思惑が強まり、ドルが売られる可能性がある。
また、このあとの海外市場では、欧州の中央銀行関係者も相次いで発言する。日本時間午後7時にパネッタ欧州中央銀行(ECB)専務理事の講演、同15日午前1時15分にセンテノ・ポルトガル中銀総裁の挨拶、デギンドスECB副総裁の講演、同15日午前1時半にジョーダン・スイス中銀(SNB)総裁の講演、同15日午前3時にナーゲル独連銀総裁の講演が予定されている。
経済指標としては、午後7時に9月のユーロ圏鉱工業生産指数の発表がある。大方の予想は前月比0.5%上昇となっており、前月比では2カ月続けて上昇するとみられている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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