スピリット航空の株主がジェットブルーとの合併承認=米国株個別
米格安航空(LCC)のスピリット航空の株主はきょう、同業のジェットブルーとの合併計画を承認した。ジェットブルーはスピリットを38億ドルで買収することで合意している。スピリットは臨時株主総会を開催。株主投票の速報結果として、買収への賛成票が過半数に達したことを明らかにした。
買収完了は2024年前半を予定。実現すれば米国第5位の航空会社が誕生することになるが、規制当局による反トラスト法の厳しい審査が予想されている。スピリットは先に同業のフロンティアから買収提案を受けていた。当初はジェットブルーの提案を退ける構えだったが、フロンティアとの合併に株主の賛同を得ることができなかった。
(NY時間15:10)
スピリット航空<SAVE> 19.68(+0.19 +0.97%)
ジェットブルー<JBLU> 6.84(-0.14 -2.01%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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