ドル円は144円台での推移、ポンドも振幅=東京為替概況
ドル円は144円台での推移、ポンドも振幅=東京為替概況
30日のドル円は144円台での推移が続いた。昨日の海外市場ではややドル売りの動きも、ドル円は比較的しっかり。144円台後半から144円台前半を付けて東京朝も、下値もしっかりという流れ。
午前中にユーロドルやポンドドルなどでのドル買いもあり、ドル円も144円70銭台まで上昇も、上値での買いにも慎重。介入警戒感もあって、上値追いにも慎重。144円台半ば前後へ。
水曜日の英中銀による長期債購入がきっかけとなりポンドは上昇基調が続き、東京朝にポンドドルは1.12台まで。長期債利回りが上昇(債券価格の下落)が見られる中で、英年金基金などがかなり厳しい状態となっていたところに、英中銀の対応で危機回避との思惑がポンド買いに。
東京市場では午前から調整。1.1150前後でのもみ合いを経て、1.1071前後まで。その後昼過ぎまでもみ合いとなった後、ロンドン勢の本格参加を前に1.11台半ばまで買い戻されている。
昨日155円台から161円台半ば超えまで上昇したポンドドルは、東京午前に160円20銭台まで値を落とす動き。午後に入って、ポンドの買い戻しに161円台を回復。
昨日0.9840台まで買いが入ったユーロドルは、午前中に0.98割れまで。こちらも小幅ながらロンドン勢の参加を前に買い戻しが入り、0.9820台。

執筆者 : MINKABU PRESS
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