朝方ポンドに大きな売り、ドル円は介入警戒もドル買いが支えに=東京為替概況

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朝方ポンドに大きな売り、ドル円は介入警戒もドル買いが支えに=東京為替概況

 トラス新政権での大規模な減税を含む景気支援策が先週金曜日に打ち出され、財政赤字懸念や物価の高騰懸念が広がる形で、金曜日の海外市場でポンドが大きく売られた。ポンドドルは1.12台から節目の1.10を割り込んで1.08台まで値を落として週の取引を終えた。週明けオセアニア市場で1.07台までさらに値を落としたポンドドルは、その後いったん買い戻しが入ったが、東京午前に再び売りが出ると、史上最安値を更新してストップを巻き込む形で1.0350前後まで大きく値を崩した。23日2景気支援策を実際に発表したクワーテング財務相が、週末に英BBCのインタビューに答え、市場の混乱に動じず、積極的な支援を行う姿勢を発表。減税についてまだ追加があると発言したことなどが、ポンド売りにつながった。
 さすがに1.03台までは売りすぎとの思惑もあり、買い戻しが入ったものの1.06前後までと、先週末の水準よりはポンド安圏での推移に。

 ユーロドルが0.9550前後まで値を落とすなど、欧州通貨売りドル買いの動きが優勢に。ユーロはポンドの連れ安に加え、核攻撃危機が懸念されるウクライナ情勢への警戒感、さらには極右政権が勝利し、G7で初となる極右の首相が誕生するとみられるイタリアの状勢などが重石に。

 ドル全面高の流れの中で、ドル円もしっかり。介入警戒感も、144円台を回復する動きに。もっとも、午後に入って144円台前半から一気に60銭ほど急落する場面が見られるなど、相場動向はまだかなり不安定。

MINKABU PRESS 山岡和雅

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執筆者 : MINKABU PRESS

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