英中銀、9月19日から週平均2億ポンドの社債売却を開始へ=NY為替
きょうのNY為替市場はドル買いが強まる中、ポンドドルは戻り売りが加速し、重要な節目の1.20ドルを再び割り込んでいる。ストップを巻き込んで1.19ドル台半ばまで下落。一方、ポンド円も売りが優勢となっており、161円台に下落している。
英中銀は先日の英中銀金融政策委員会(MPC)で量的引き締め(QT)を宣言したが、9月19日から週平均2億ポンドのペースで保有社債の売却を開始すると発表した。ペースは季節や市場の状況によって変動し、売却が進むにつれて調整される可能性があるとしている。
入札は火曜日と水曜日に実施され、発行残高が1億ポンドを超える社債の売却は5%を上限とするとしている。取引には最大スプレッドを適用。発行企業からの買い戻しの要請には、ケースバイケースで対応するとしている。売却は2024年4月6日までに満期を迎える債券を除外し、取引が停滞する12月から1月初旬は一旦停止する予定だという。
GBP/USD 1.1957 GBP/JPY 161.89 EUR/GBP 0.8447
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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