FX/為替「ドル/円、24年ぶり高値更新が視野 137円台も」 外為トゥデイ 2022年6月29日号

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外為トゥデイ

主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。

作成日時 :2022年6月29日9時00分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

目次

▼28日(火)の為替相場
(1):中国 需要回復期待感から円売り強まる
(2):ECB総裁 利上げ方針を示すもユーロの上値は重い
(3):NY連銀総裁 7月FOMCでは利上げ幅について議論
(4):米住宅関連指標 予想上回る
(5):米消費者信頼感 昨年2月以来の低水準

▼28日(火)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報/ ▼本日の見通し/ ▼ドル/円の見通し:24年ぶり高値更新が視野 137円台も/ ▼注目の経済指標/ ▼注目のイベント

28日(火)の為替相場

期間:28日(火)午前6時10分~29日(水)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):中国 需要回復期待感から円売り強まる

中国は、新型コロナウイルスの流行に伴い海外からの入国者に義務付けている隔離期間を短縮すると発表。中国の需要回復への期待感からアジア株が上昇する中、豪ドル/円を中心に円売りが強まった。

(2):ECB総裁 利上げ方針を示すもユーロの上値は重い

ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁は、7月会合で25bp(0.25%ポイント)の利上げを行う意向を改めて示した。9月会合については「必要に応じてより踏み込んだ行動をとる可能性がある」としたものの、米国などに比べると利上げペースが緩やかにとどまるとの見方が強く、ユーロの上値は重かった。

(3):NY連銀総裁 7月FOMCでは利上げ幅について議論

ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁は7月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で50bpもしくは75bpの利上げが議論されるとの認識を示した。失業率については今後数年で4%強まで悪化するとしたものの、米国が景気後退(リセッション)に陥ることは想定していないとした。改めて米国の利上げが意識されてドルが強含んだ。

(4):米住宅関連指標 予想上回る

米4月FHFA住宅価格指数は前月比+1.6%と予想(+1.4%)を上回った。米4月ケース・シラー住宅価格指数も予想(+21.05%)を上回る前年比+21.23%となった。

(5):米消費者信頼感 昨年2月以来の低水準

米6月消費者信頼感指数は98.7と予想(100.0)を下回り、昨年2月以来の低水準となった。インフレが家計を圧迫していることが示された。ただ、市場の反応は限定的となった。

28日(火)の株・債券・商品市場

外為注文情報

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本日の見通し

ドル/円の見通し:24年ぶり高値更新が視野 137円台も

昨日のドル/円は終値ベースで約0.5%上昇した。中国が入国者に対する隔離期間の短縮を発表したことを好感して欧州株が上昇すると3日ぶりに136円台を回復。NY市場では株価が下落したにもかかわらず、22日に付けた24年ぶり高値の136.71円前後に迫る136.38円前後まで上伸した。

半期末を目前に控えた実需フローの影響もあったと見られるため過信は禁物だが、リスクオフ局面でも円が買われにくくなっていることは事実だろう。

日銀の金融緩和継続や日本の貿易赤字定着などを背景とする円安地合いが続くと見られ、ドル/円は136.71円前後の高値を更新して137円台へ続伸する可能性もありそうだ。なお、本日の注目材料としてパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演が予定されている。

注目の経済指標

注目のイベント

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※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。

f:id:gaitamesk:20191106165135p:plain 株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員

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執筆者 : マネ育チャンネル|外為どっとコム

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