米リセッション懸念などが重石となり、一時ドル売り円買い=東京為替概況
米リセッション懸念などが重石となり、一時ドル売り円買い=東京為替概況
136円台前半で朝の取引を迎えたドル円は、仲値後からドル売りの動きが徐々に強まり、135円台半ばを割り込んで売りが加速。一時135円10銭台まで。米国のリセッション懸念が昨日のパウエルFRB議長議会証言で強まったことなどがドル売りに。また、中尾元財務官が介入の可能性否定できないと発言したことなども、ドル売り円買いに寄与した。
日経平均がマイナス圏で前場引けとなり、円買いが入りやすい地合いとなっていた面も。
午後に入って下げ幅を縮めた株の動きもあり、ドル円は安値を付けた後は買い戻しが優勢に。日経平均は結局プラス転して引けており、円売りに寄与。
ユーロ円も144円ちょうど前後から一時142円80銭台まで。その後143円台にしっかり戻した。
MINKABU PRESS 山岡和雅

執筆者 : MINKABU PRESS
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