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インフレはエネルギーと食品価格の上昇により5月も高水準を維持する見通し=NY為替

為替 

 NY時間の終盤に入ってドル円は132円台半ばでの推移となっている。きょうのドルは戻り売りに押され、ドル円は132.35円付近まで一時下落。前日に年初来高値を更新し、きょうは一気に133円ちょうどまで上昇する場面が見られた。ただ、前日のけん引役だった米国債利回りが本日は急低下しており、10年債が再び3%を下回る水準に低下していることで、ドル買いの動きも一服している模様。

 前日はインフレ長期化への警戒感や、今週金曜日の米消費者物価指数(CPI)の発表を控えて、米国債利回りは急上昇していた。しかし、同時に景気の先行きへの警戒感も高まり、リスク回避の雰囲気が米国債利回りを押し下げている。10年債の3%台は現状ではやや行き過ぎとの声も出ているようだ。

 その米CPIだが、今週金曜日に5月分が発表される。エネルギーと食品価格の上昇がインフレを押し上げると見られており、総合指数は前年比で8.2%の上昇が見込まれている。一方、コア指数は圧力がやや弱まると見られており、前年比で5.9%の上昇が見込まれている。ただ、先週の米雇用統計と合わせて、FRBの積極利上げ期待は十分に担保されている。

 一方、前年比のインフレは前年のベース効果により6月以降は低下し始め、12月には総合指数で6%程度に鈍化する可能性が高いとの指摘も出ている。とはいえ、ウクライナ危機による不確実性と、その結果としての供給問題の解決がさらに遅れるリスクを考えると、2022年のインフレに対するリスクは、バランス的には上向きが予想されるという。

USD/JPY 132.52 EUR/USD 1.0707 GBP/USD 1.2589

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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