アジア株は上昇も上値重い、中国感染拡大懸念が重石 香港アリババは3.2%安、米デイリージャーナルが持ち株半分に減らす
アジア株は上昇も上値重い、中国感染拡大懸念が重石 香港アリババは3.2%安、米デイリージャーナルが持ち株半分に減らす
東京時間11:00現在
香港ハンセン指数 21425.05(+50.68 +0.24%)
中国上海総合指数 3201.52(+14.69 +0.46%)
台湾加権指数 17301.60(-0.05 0.00%)
韓国総合株価指数 2715.04(-1.45 -0.05%)
豪ASX200指数 7521.80(+42.79 +0.57%)
アジア株は軒並み上昇、前日の米株大幅高を好感している。ただ、中国での感染拡大に伴う景気減速懸念が重石となっており、上値は重い。
上海株は0.46%高。中国首相の度重なる景気支援策強化表明や、中国国務院が、適切な時期に預金準備率を引き下げると表明したことで、景気下支え策への期待感が一段と高まっている。あす予定されている中国1年物MLF金利は現行の2.85%から2.75%に引き下げられことが予想されている。ただ、金利引き下げの効果は薄いとの見方があり、株価への影響は限定的。
また、感染拡大に伴う景気減速も引き続き懸念されている。13日の上海市の新規感染者数は2万7700人余りと、2日連続で過去最多を更新した。台湾は米アップルのサプライチェーンである和碩聯合科技を含む30近くの企業が中国江蘇省での操業を停止していると明かした。上海市の長引くロックダウンでサプライチェーンを通じ、世界各地へ影響が深刻化している。
米中関係悪化も懸念材料。イエレン米財務長官は13日、対ロシア関係を維持している国に対し、世界経済から孤立するリスクがあると警告した。
香港株は0.24%高。不動産や銀行株が上昇している。アリババは3.2%安で下落率トップ。ウォーレン・バフェット氏のビジネスパートナーであるチャーリー・マンガー氏が会長を務める米出版社デイリー・ジャーナルがアリババ株保有を半分に減らしたと明かした。昨年末の60万2060株から3月31にち時点で30万株に減らした。
韓国株は冴えない。韓国中銀は14日、政策金利を1.50%に引き上げた。

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。