ドル円が147円台まで戻す 円安ではなくドル高が下支え=NY為替
NY時間の午後に入ってドル買いが加速しており、ドル円は147円台まで買い戻されている。米株式市場でダウ平均は下げを一服させているものの、なお1600ドル安となっていることからも、円安ではない。この日の米雇用統計や、特にパウエル議長が講演で追加利下げに慎重な姿勢を堅持していたことで、改めてドルが買い戻されている。
前日は、トランプ関税は他国よりも米経済への影響の方が大きいとの見方から、ドルは売りで反応していたが、パウエル議長の講演で改めて買い戻されているようだ。
ドル円は前日の急落で過熱感が高まっている。また、トランプ関税の日本への税率が想定以上に高かったことから、日銀の利上げにブレーキがかかるとの見方もドル円の下値を支えているものと見られる。
日銀の植田総裁は本日の衆院財務金融委員会での答弁で、緩やかな回復していた日銀短観に米関税の影響が織り込まれてない可能性に言及したうえで、関税の影響や市場動向を注視し、正常化を慎重に進めていく考えを示していた。
USD/JPY 147.24 EUR/JPY 161.18
GBP/JPY 189.97 AUD/JPY 88.80
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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