株の買い戻しなどを受けてドル円はしっかり=東京為替概況
株の買い戻しなどを受けてドル円はしっかり=東京為替概況
ドル円は113円台後半での推移。午後に入って、昨日海外市場の高値である113円73銭を上回る場面が見られるなど、ややしっかりの展開が見られた。寄り付きで371円高になるなど、朝から株高の動きが優勢に。午後に入っても堅調な地合いが続き、アジア株も値ごろ感による買い戻しなどが目立つ中で、リスク選好の円売りが強まった。
ユーロ円はリスク選好の円売りが支えも、NY朝、NY午後と二度上値を抑えた128円30銭前後の上値抵抗水準を抜けきれず。11時ごろにいったん上値を試した後、少し調整が入って、午後にもふたたび同水準を試すも、上抜けはならず。
ユーロドルは目立った動意なく1.1280前後での推移。
ポンド円はここにきての英国内での新型コロナの感染拡大が深刻化する中で、午前中に149円90銭前後まで値を落とす場面が見られた。その後はリスク選好の円売りなどを支えに150円30銭前後まで回復。午前中のポンド売りに一時1.32割れまで値を落としたポンドドルは、1.3210台での推移に。
昨日、18.40前後から13.50前後まで歴史的な反発を見せたドルリラは12.20前後までさらにリラ買いの動き。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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