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レモネードが決算受け下落 第3四半期のガイダンスの弱さに失望感も=米国株個別

株式 

 AIを活用した損害保険を手掛けるレモネード<LMND>が下落。4-6月期決算(第2四半期)を発表しており、1株損益の赤字は予想範囲内だったものの、営業収益は予想を上回った。ガイダンスも公表しており、通期のEBITDAの赤字が従来よりも拡大するとの見通しを示したほか、予想よりも若干赤字予想が大きかった。

 また、アナリストからは損失率上昇と第3四半期のガイダンスの弱さの2つの要因が株価を圧迫する可能性があるとの指摘も出ている。特に第3四半期のガイダンスにつては、季節的に強い四半期でもあり、予想が控えめな顧客の伸びを示唆していることは懸念と指摘している。

 なお、同社はソフトバンクグループ<9984>が筆頭株主で19.5%を保有している。

(4-6月・第2四半期)
・1株損益:-0.90ドル(予想:-0.91ドル)
・営業収益:2820万ドル(予想:2710万ドル)
・EBITDA(調整後):-4040万ドル(予想:-4177万ドル)

(7-9月・第3四半期見通し)
・営業収益:3250~3350万ドル(予想:3240万ドル)
・EBITDA(調整後):-5200~-5500万ドル

(通期見通し)
・営業収益:1.23~1.25億ドル(従来:1.17~1.20億ドル)(予想:1.20億ドル)
・EBITDA(調整後):-1.69~-1.73億ドル(従来:-1.63~-1.73億ドル)(予想:-1.71億ドル)

(NY時間10:17)
レモネード<LMND> 79.15(-10.73 -11.94%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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