アジア株 上海株は0.8%安、あすの中国GDPに注目集まる、前年比+8.0%に大幅減速の予想
アジア株 上海株は0.8%安、あすの中国GDPに注目集まる、前年比+8.0%に大幅減速の予想
東京時間14:00現在
香港ハンセン指数 27784.82(-178.59 -0.64%)
中国上海総合指数 3537.26(-29.26 -0.82%)
台湾加権指数 17840.13(-7.39 -0.04%)
韓国総合株価指数 3259.26(-12.12 -0.37%)
豪ASX200指数 7351.50(+19.44 +0.27%)
インドSENSEX30種 52693.96(-75.77 -0.14%)
アジア株は軒並み下落、前日の米株安を嫌気した売りが続いている。また、世界的にコロナ感染が再拡大していることへの警戒感も重石となっている。
上海株は0.82%安、中国GDP発表を前に調整売りに押されているもよう。第2四半期GDPは前年比で+8.0%と前回の+18.3%から大きく減速すると予想されている。ただ、前期比では+1.0%と前回の+0.6%から回復ペースが加速すると予想されており、あすのGDP発表に注目が集まっている。
韓国株は0.37%安。韓国で13日、過去最多1615人の新規感染者が確認された。8日連続で1000人台となっており、夏休みシーズンに向け、首都ソウルを中心に全国的に感染が拡大するとの懸念が高まっている。
豪州株は上昇も上値は重い。NY原油高を好感し、サントスなどエネルギー関連が上昇している一方、NSW州の感染増加への懸念は高まっている。州都シドニーのロックダウンは今週末で終了予定だったが、豪政府は、少なくとも2週間、今月末まで延長することを決定した。同州首相は連日、住民に対し、必要不可欠なこと以外での外出を控え、ステイホームを呼び掛けている。
執筆者 : MINKABU PRESS
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