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【これからの見通し】ドル買いの流れ強まるなかで、米雇用統計の発表

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【これからの見通し】ドル買いの流れ強まるなかで、米雇用統計の発表

 きょうは月一番の経済統計イベントである米雇用統計が発表される。注目度の高い非農業部門雇用者数の増加は72万人程度と予想されている。前回の55.9万人から増加ペースが加速する見込み。ただ、前回の数字自体が事前予想を大幅に下回ったこともあり、50万人割れや100万人超えといった大きな乖離がみられなければ、安定した増加傾向が続いていると市場に受け止められそうだ。

 失業率の予想は5.6%と、前回の5.8%から一段と低下する見込みになっている。全般的にはワクチン接種の進展による経済回復の基本シナリオに変化はなさそうだ。

 ただ、いつもながら発表が週末であることから、数字に対する反応は神経質に振れやすい点は留意されたい。また、今回は米独立記念日のため三連休となる。きょうは米債券市場が短縮取引。早めの手仕舞いの条件がそろっており、深追いしにくい状況になりそうだ。

 月替わりとなるなかで、ドル高方向に市場が活気づいている。このままこの流れが続くのかどうか。短期的な変動は想定されるものの、今回の米雇用統計結果は7月相場に与える心理的影響は大きいものと考えられる。その内容をよく吟味したいところ。エコノミスト、カリスマ投資家などのコメントも多く報じられるだろう。週末にじっくりと投資方針をを練り直す必要があろう。

 その他の経済指標発表予定は、ユーロ圏生産者物価指数(5月)、米貿易収支(5月)、米製造業新規受注(5月)、米耐久財受注・確報値(5月)、カナダ住宅建設許可(5月)、カナダ国際商品貿易(5月)など。

 発言イベント関連では、仏エクサンプロバンス経済会合(4日まで)でのラガルドECB総裁の講演が予定されている。日本時間夕方にはGPIFの宮園理事長が20年度第4四半期通期運用状況を公表する。 

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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