アジア株は軒並み上昇、米株高を好感した買い続く 米長期金利上昇への警戒感も後退
アジア株は軒並み上昇、米株高を好感した買い続く 米長期金利上昇への警戒感も後退
東京時間14:00現在
香港ハンセン指数 29476.78(+442.66 +1.52%)
中国上海総合指数 3464.33(+18.78 +0.55%)
台湾加権指数 16313.89(+98.07 +0.60%)
韓国総合株価指数 3070.61(+23.11 +0.76%)
豪ASX200指数 6751.70(-43.53 -0.64%)
インドSENSEX30種 50096.58(+294.96 +0.59%)
アジア株は軒並み上昇、米株高を好感した買いが続いている。米株価指数は時間外でも上昇、ダウ先物は90ドル高。FOMCで2023年いっぱいまではゼロ金利を維持する可能性が示唆された。また、パウエルFRB議長は会見で、「市場が無秩序な状況になれば懸念するだろう」と述べたものの、ここ1カ月の金利急上昇については「無秩序なものではなかった」と述べた。これを受け、パウエル氏は金利急上昇を黙認したとの見方が広がっており、米金利動向への警戒感が後退している。
アジア株式市場ではハイテク関連が総じて上昇している。香港市場ではテンセントホールディングスが3.2%高、シャオミが1.7%高。韓国市場ではSKハイニックスが1.8%高、サムスン電子が1.0%高。
豪州株は下落。医療品や不動産、資本財関連が安い。きょう発表された豪雇用統計は強い内容となったものの、株式市場への影響は特に見られなかった。2月の雇用者数は+8.87万人と市場予想の+3.0万人を大きく上回った。失業率は5.8%と前月の6.4%から大きく改善、昨年3月以来の低水準となった。新型コロナ向けワクチン進展への期待と、金融財政刺激策を受け、豪州の経済回復が加速したため豪雇用は大きく改善した。
執筆者 : MINKABU PRESS
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