リスク回避の円高、株高の調整局面を警戒=東京為替前場概況
東京午前のドル円は152.96円付近まで円高・ドル安推移。「世紀の空売り」で知られるマイケル・バーリ氏が米エヌビディアとパランティアに対する弱気ポジションを開示したほか、米大手金融機関も調整安を危惧するなど、行き過ぎた株高に対する警戒感が強まり、リスク回避的な円買いを誘発している。サブプライム・ローン危機の当時、バーリ氏の想定は正しかったが、世界の金融市場は崩壊しなければならない現実を頑なに織り込まず、バーリ氏が苦悩した経緯がある。
ユーロ円は175.71円付近、ポンド円は199.07円付近、豪ドル円は98.83円付近でまで下落。午前で下げは落ち着いているが、クロス円の戻りは限定的。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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