【海外市場の注目ポイント】バイデン米次期大統領の経済対策など
この日、バイデン米次期大統領が経済対策を発表する。昨年末に成立した総額9000億ドルの追加経済対策では給付金は1人当たり600ドルとなっていたが、バイデン氏は、前週に発表された12月の米雇用統計で非農業部門雇用者数が予想外の減少となるなか、給付金の2000ドルへの引き上げ実現に意欲を見せている。一部で報じられているようにバイデン氏の経済対策が総額2兆ドルという大規模なものになるようであれば、米債利回りの上昇からドルが買われる可能性がある。
また、このあとの海外市場では、米連邦準備理事会(FRB)関係者が相次いで発言する。日本時間午後11時にローゼングレン米ボストン地区連銀総裁の講演、同15日午前1時にボスティック米アトランタ地区連銀総裁のバーチャル討論会司会、同15日午前2時半にパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長のウェブセミナー参加、同15日午前3時にカプラン米ダラス地区連銀総裁のバーチャル会議参加が予定されている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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