【海外市場の注目ポイント】ISM製造業景気指数
今晩午前0時に12月の米ISM製造業景気指数が発表される。同指標は10月分が2年ぶりの高水準となる59.3を記録し、米経済の回復に向けた信頼感が見られた。しかし、その後新型コロナウイルスの感染第3波の勢いもあり、11月分は若干鈍化しての57.5に。特に雇用部門は好悪判断の境となる50を割り込むところまで落ち込んだ。感染拡大が広がり、各地でロックダウンが再開されるなどの動きが見られた12月分は56.5とさらに落ち込む見込み。非製造業に比べるとロックダウンの影響を受けないとはいえ、厳しい状況が示されると警戒感につながる。
執筆者 : MINKABU PRESS
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