【海外市場の注目ポイント】10月の米小売売上高など
日本時間午後10時半に10月の米小売売上高が発表される。総合の大方の予想が前月比0.5%増、自動車を除いた大方の予想が同0.6%増となっており、前月比では、総合、自動車を除いて、どちらも6カ月続けて増加すると見込まれている。米国で新型コロナウイルスの感染が再拡大しており、予想を下回るようであれば、米国の景気先行き警戒感からリスク回避の動きで円が買われる可能性がある。
また、日本時間午後11時15分には10月の米鉱工業生産指数も発表される。大方の予想が前月比1.0%上昇となっており、前月比では2カ月ぶりに上昇するとみられている。
さらに、英欧米の中銀関係者の発言予定も目白押しとなっている。日本時間午後11時にベイリー英中銀(BOE)総裁の講演、同18日午前1時にラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁の講演、同18日午前2時にラムスデンBOE副総裁の講演、同18日午前3時にパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長参加の討論会、同18日午前5時に米アトランタ・サンフランシスコ・ミネアポリス・ボストン地区連銀総裁参加の会議、バーキンン米リッチモンド地区連銀総裁の講演が行われる。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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