ポンドの上昇が一服、豪ドルはRBA議事要旨で弱含み=東京為替前場概況
東京外為市場、ポンドの上昇が一服。英紙が「フロスト英首席交渉官はジョンソン英首相に対して、来週火曜日にも欧州連合(EU)との貿易協定がまとまる見込みと伝えた」と報じたことが材料視され、ポンドドルは朝方に1.3233ドル近辺まで、ポンド円は138.32円近辺まで上昇していた。中盤ではそれぞれ、1.3210ドル前後、138.10円前後で推移している。
豪ドル円は76.43円付近まで、豪ドル/ドルは0.7312ドル付近まで一時軟化した。豪州中央銀行(RBA)の議事要旨が公表され、「理事会は少なくとも今後3年間の利上げを想定していない」や「必要な場合は追加対応を取る用意ある」が豪ドル売りにつながったようだ。
ドル円は104.50円を挟んでもみ合い。日経平均株価は伸び悩んだものの、影響は限定的となっている。
日経平均は小幅続伸。寄り付き直後には2万6057.30円をつけ、取引時間中としては29年ぶりに一時2万6000円台を回復した。前引けでは前営業日比6.48円高の2万5913.41円となった。
午前11時39分現在では、ドル円は1ドル=104.50円、ユーロドルは1ユーロ=1.1865ドル、ユーロ円は1ユーロ=123.98円、ポンド円は1ポンド=138.13円、豪ドル円は1豪ドル=76.53円、NZドル円は1NZドル=72.19円、スイス円は1スイスフラン=114.61円、カナダ円は1カナダドル=79.96円付近で推移している。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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