期近は続落、米株安や稼働中の原油リグ数の増加で=NY原油概況
NY原油先物12月限(WTI)(終値)
1バレル=35.79(-0.38 -1.05%)
ニューヨーク原油は期近は続落。このところ欧州を中心に深刻化している新型コロナウイルス感染拡大懸念で、この日もリスクオフの動きが顕著となり、米株が急落したことで、原油も軟調な展開となった。また、北海の西ヨーロッパ最大の油田であるノルウェーのヨハン・スベルドルプ油田の生産量が拡大する見込みであることが報じられたことや、米国の時間帯後半は米国の稼働中の原油掘削装置(リグ)数が増加していたことも圧迫要因となった。ただ、1月限は前日の安値を下回ることはなかった。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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